こんにちは。
慣れていないため、
遅くなってしまいました。

今回は、芽出し(めだし)についてです。

芽出しとは、
お米の種を水やぬるま湯に浸けて、
発芽させることです。

辞書には、
①草が芽を出すこと。新芽。
②物事の始まり。
とあります。
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ところで、
お米(正しくは稲)の種って、見たことありますか?

かきのたね
これは柿の種。

実は、お米の種って…お米です。
当たり前ですが、
意外と知らない人も多いのでは。

茶色の殻に包まれていて、
籾(もみ)と呼ばれます。
籾が、稲の種です。
もみ

田んぼを始めた頃、子どもに
「どーしておこめまいてるの?」
と言われ、
たしかに!と思ったものです。

籾をむくと、中からお米が出てきます。
初めて見る方は、たいてい
「わー!お米が入ってた!!」
と驚かれます。

畑や植木鉢に直接まく植物も多いですが、
稲の種は田んぼに直接まきません。
生育を揃えるため、など
理由は色々あると思われますが、

もし田んぼにばーっとまいたら、
すぐにすずめたちがわーっとやってきて
一瞬で食べ尽くしてしまうでしょう。

芽出しから田植えまでの手順

1 塩水選 ←よい種もみを選ぶ
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   ↓
2 消毒液 ←病気を防ぐ
   ↓
3 水に漬ける ←発芽の準備
   ↓
4 温水に漬ける ←これが芽出し
芽出し
   ↓
5 育苗トレーに蒔く
   ↓
6 田植え

というかんじです。

すか田んでは、
苗を買ってくることが多いですが、
気が向くと籾から苗を作ることもあります。
やりかたは田んぼの師匠に1つ1つ教えてもらいました。

ただ、すか田んはビニールハウスなんてもちろん持ってないので
米をまいた育苗トレーを庭や田んぼに放置しようものなら、
あっという間にすずめにやられてしまいます。
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土をかける前の籾と育苗トレー。

田植えの前から、
すでに米づくりは戦闘モードです。