すか田んブログ

よこすか田んぼ研究会のブログです。 田植え体験、稲刈り体験やってます。

脱穀

脱穀(だっこく)

こんにちは。
見に来てくださりありがとうございます。

このブログは、
「よこすか田んぼ研究会」
の活動を紹介するブログです。


米づくりのゲーム「天穂のサクナヒメ」が
人気ということで、
最近はゲームに出てくる手順に沿って
これまでの活動を振り返っています。


今回は、「脱穀」についてです。

ゲームの脱穀。
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これは…あつかいが難しそう。

すか田んの脱穀その1。
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初めての方向けの「脱穀体験」。

すか田んの脱穀その2。
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脱穀機!



ぜひ!お願いします!




「脱穀(だっこく)」とは、
「収穫した穀類を茎から外すこと」です。
稲穂の「穂=籾(もみ)」を、
何らかの方法でばらばらっととる作業です。

1つぶ1つぶ手で取ってられないので、
昔からさまざまな道具が作られてきました。



「天穂のサクナヒメ」では、
このひと冬(リアルなほう)で
10年分(バーチャルのほう)くらい
米を作りました。

その間に、脱穀の道具は
はさむタイプのものから
「千歯(せんば)こき」に進化しました。

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ざるにほとんど入ってない…。



さらに「足踏み式」まで出てくるとか。
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この時代にしてはかなりハイテク。

すか田んは回転式を持っていませんが、
知り合いの農家さんにやらせてもらったことがあります。
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めちゃくちゃ飛び散るし、
ちょっとしたこつがいるし、
(タイミングが合わないと逆回転になる)
回転するドラムの突起がけっこう危ないです。

でも、すごく便利です。
登場した時は、さぞかし
 「ナニコレすげー便利!考えた人天才か!」
ってなったでしょうね。

今でも中古がたくさん出回っているので、
日本中で使われていたことが分かります。



さて、
すか田んぼの脱穀ですが、
「手作業」と「機械」の
2種類でおこなっています。

手作業は、稲刈り体験のビジターさん向けです。

ペットボトルに穂を差し込んで…
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割りばしで押さえてひっぱる!
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脱穀体験の様子は、
以前の「稲刈り体験」の記事に載っています。
よかったら、チェックしてみてください。



そして、大量の稲のほとんどは機械で脱穀します。
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じゃじゃん!脱穀機です!!
農家でもないのに、たぢからが買いました!


田植えも草取りも稲刈りも手作業ですが、
耕運と脱穀、精米は機械がないと
とてもじゃないが追いつきません。

田んぼをやるには、
重機の問題は避けられないです。



稲束(いなたば)を広げて機械にはさみます。
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ローラーで中へ送られていき…
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穂が外され…
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反対側から出てきます。
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手元側に取り付けた袋には、籾(もみ)が入ります。
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実はこの機械、
中に「回転ドラム」が入っています。
回転式はそれだけ画期的なんですね。



現代の農家さんは、
さらに最新の「コンバイン」で稲刈りと脱穀をします。



もみのなくなったわら。しばって立てておきます。

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わら布団です。
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ちなみに・・・
ゲームでは作業を途中でやめさせてくれないため

もたもたしているとゲーム内で夜になってしまいますが、
リアル田んぼでもよくあります。

明日は雨、とか
あと少しで終わる、とか
次に来るのは1週間後、とか、
 「どうしても今日中に終えなくては!」
という時は、こうなります。
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車のヘッドライトで照らされる脱穀作業。
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田んぼは基本的に周りも田畑で明かりがないので、
あたり一面真っ暗闇の中ここだけ明るいと、
遠くからは
   火の玉か妖怪 
に見えると思います。



今回はここまで。
最後までおつきあいくださり
ありがとうございます。

このブログの記事は
毎週金曜日の18時UPを
目標にしているのですが、
先週の金曜日はさぼってしまいました。

リアルの田んぼが始まりそうで、
焦っております。

毎年応募が殺到する
「田植え体験」
「稲刈り体験」ですが、
2020年はコロナの影響で
実施できませんでした。

でも今年2021年は再開したいです。
1回の人数を10名程度にして、
数回に分けて受けようかと模索しています。
決まり次第、
このブログでお知らせします。

「ソレイユの丘」での田んぼ体験も
実施する予定です。
そちらは
「ソレイユの丘」のホームページを
チェックしてください。



次回は、「籾すりと精米」についてです。
田んぼの作業編、ようやく最終回!

よかったらまた見に来てくださいね!



稲刈り、脱穀、籾すりのしかた

今回は、

初めて稲刈りをする方に向けて、

やり方を詳しく書いていきたいと思います。



1 稲刈り(いねかり)

鎌(かま)の持ち方
・・・普通ですねw



道具その① のこぎり刃(ば)
稲刈り体験には、

この刃を使うことが多いようです。

初心者でもザクザクと刈れます。

プロ(農家さん)は普通の鎌を研いで切れ味をよくして、

1回引くだけでズバッと刈るようです。



稲の根元(ねもと)をつかむ
左手の親指と人差し指を下にして、

1株(ひとかぶ)をまとめてつかみます。

写真では左手だけ軍手(ぐんて)をしていますが、

ケガ防止とひもでしばる操作性から、

片手だけ、というのがやりやすいです。



根元に鎌を当てて刈る
できるだけ地面すれすれがいいです。

何回かギコギコとこすると、

数本ずつ徐々に切れていきます。

慣れたら一気に刈ってみてください。

左手に持った稲をやや押し倒すようにすると

刈りやすいです。



ひもの上に置く
ひもを地面に伸ばして置き、

刈った稲を根元がばらけないようにそっと乗せます。



道具その② ひも

長さは50センチくらいで、材質は何でもいいです。

今回はブルーシート用の「シート紐(白)」を使いました。

60センチに切ってあり100本で300円くらいです。

機械刈り用の「稲刈り紐」は細すぎて

手でしばるには不向きです。

また、脱穀後回収するなら耐久性(たいきゅうせい)のある材質(ざいしつ)、

そのままにするなら生分解(せいぶんかい)される材質がいいです。

さらに、ひもを草刈り機(くさかりき)で巻き込むと危険なため、

体験会などでひもを田んぼに放置(ほうち)する可能性がある場合は

目立つ色がいいと思います。



何株(なんかぶ)か続けて刈る

刈っては置く、を繰り返します。

根元を揃えて(そろえて)置いてください。

いちいち体を起こすと疲れやすいので、

姿勢(しせい)を変えずかがんだままやることがこつです。

慣れてきたら、

刈ったら置かずに次の稲をつかんで刈ります。



しばる
何株か刈ったらしばります。

太さの目安(めやす)は、

両手の親指、人差し指で作った輪くらいです。



きつくしばる
仮結び(かりむすび)をしたら、

ひもを思いきりひっぱりきつくしばります。

膝(ひざ)で乗るようにして体重をかけるといいです。

これは、干して水分が抜けてくると、

稲が細くなってひもがゆるんでしまうからです。



後で外す(はずす)ならリボン結び(むすび)
結び方はなんでもいいですが、しっかりと。



切り口を揃える
しばった稲束を立てて切り口を地面に打ちつけ、

切り口を揃えます。

切り口がばらばらだと穂先もばらばらになり、

脱穀の時苦労します。



完成!
乾燥する台に乗せ、干しましょう。



2 脱穀(だっこく)

これが稲穂(いなほ)です。
刈った時の長さのままでもいいですが、

他ら10センチくらいで切っておくと

作業がしやすくなります。



稲穂を割り箸ではさむ
こんな感じです。



穂先をペットボトルに差し込む
こんな感じです(説明が雑w)



ゆっくり稲を引き抜く




籾(もみ)が全部取れました!



ペットボトルの中の籾



3 籾すり

すり鉢にあける

穂先1本分を入れます。

よくばって大量に入れるとかえって手間取ります。



野球ボールでこする
野球ボールを横向きに回すようにすると

すり鉢の目に当たって籾がむけます。



籾がらを飛ばす
息を吹きかけると、

籾がらは軽いので飛んでいきます。



これが玄米です

精米しなくても食べられます。
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