すか田んブログ

よこすか田んぼ研究会のブログです。 田植え体験、稲刈り体験やってます。

田植え

20220416畦立てと草刈り

雉(キジ)です。飛んでいます。
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最初は、田んぼを歩いてました。

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これはオス。よく田んぼにいます。



田んぼはなわばりのようで、

ヒトが来ると一旦は逃げますが、

しばらくすると近くの草地から、

「けーーーん(怒)」と鳴きます。



最近では珍しいカントウタンポポ。
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花が終わると一旦倒れて、

綿毛ができるとまた立ち上がります。



さて、この日は畦立て(あぜたて)をしました。
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田んぼの水が溢れないように、

田んぼの周りに土を高く盛る作業です。

毎年やるわけではなく、

低くなってきたらやります。

濡れた土は重くて、

すごい重労働です。



こんな感じ。うん、水がちゃんと止まってます。
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このあとは踏み固めて、乾燥させます。

それでも人が乗るとへこんでしまうので、

この畦は乗らない畦にします。



お次は草刈り。
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広すぎて、刈っても刈っても終わりません。



ここの畦は、さっぱり、きれいになりました。
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今回はここまで。

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

よかったらまた次回も

見に来てくださいね。



田んぼやりたい人、募集します

2022年度になりました。

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今年も、

よこすか田んぼ研究会

として、

米づくりをします。



田んぼや米づくり、

食文化、伝統文化、

生き物や野遊びに

興味のある方、

一緒に活動しませんか?


  
興味のある方は↓

asatai55@icloud.com  へ。



参加の形は2種類。

今回は、

1年を通して活動する

会員

の募集です。



活動は、

5月から11月までの土日、

午前中の2時間。

ほぼ毎週末ありますが、

来られる時だけで大丈夫です。



耕運、

泥遊び、

田植え、

草取り、

生き物探し、

網張り、

稲刈り、

脱穀、

昆虫食、

などを体験できます。



収穫した米は

かまどで炊いたり、

餅つきをしたりして楽しみ、

わらを使ってわら細工もします。



場所は、

横須賀市長坂の田んぼ。

(私有地なので、

会員以外の方には

だいたいの場所のみ

お伝えしています)



年会費はお一人1000円。

やってみたい方、

興味のある方、

質問がある方は

↓  ↓  ↓

asatai55@icloud.com

までお問い合わせください。

田植え

こんにちは。
今回は、田植えについてです。
ちょっと長くなるかも。
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すか田んの田植え。

田植えとは、
「苗代(なわしろ、なえしろ。苗を育てる田んぼや容器。)で育てた稲の苗を、
水田に移し植えること」です。

田植えのおおまかな手順は、

 苗を持って水の入った田んぼに入る。
       ↓
 苗を泥に差し込み植えていく。

といった感じになります。



すか田んの苗代。
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これは買ってきた苗代です。

田んぼで作ると芽が出る前に食べられてしまうので、
自分で作る時も田んぼではなく、
自宅の庭で容器を使って育てます。
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さて、苗は用意できました。
すか田んでは、苗を腰につけたりはせず、
大きいかたまりで手に持ち、
田んぼにもいくつか散らしておきます。
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雑。



20~30㎝くらいの等間隔に植えます。
一直線だと成長も揃うし、
草取りや稲刈りも楽なのですが、
やはり目印がないと、
まっすぐに植えるのはむずかしいです。

目印をつける道具はいろいろあります。
まずは竹。手軽です。
田んぼに置いて、
節のところに苗を植えます。
竹竿
師匠は几帳面なので、節は無視して
マジックで等間隔に印をつけていました。

びびら?と呼ばれる道具。
地面をひっかいて、印をつけるそうです。
びびら

田植え定規。転がして印をつけるそう。
田植え定規



すか田んでは、
ロープで作った手作りの道具を使っています。
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30㎝間隔に、結束バンドをつけています。

結束バンド
 ↑これです。

ロープはぬれても洗っても大丈夫だし、
田んぼに合わせて長さを調整できるので、
とても便利です。

赤3つ→青3つ→黄3つ…と並べているのは、
1人分の3か所が色で分かるようにするためです。
慣れた人は、3色9か所に植えたりします。



田んぼに入る時は、
田植専用の足袋(たび)か、長靴をはきます。
足袋のない時代は、はだしだったのかも。

普通の長靴で入ると、
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抜けなくなります。

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これは稲刈りの時ですが、勇者の剣みたいになってます。
すか田んでは「ヒトのぬけがら」と呼んでいます。



田んぼに入ったら、
ロープに沿って一直線に並び、
ようやく苗を植えます。
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苗のかたまりから、
できるだけ根が切れないように
植える分だけちぎります。
すか田んでは5本くらいですが、
1~7本と、地域や方針によって違います。
何本で植えても収量は同じらしいです。

ロープの印のところに植えます。
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指3本で根元をやさしく持ち、
根が泥で隠れる深さに植えます。
手の指の第2関節まで、とよく言われますが、
田んぼの泥の中では正直よくわかりません。

水が深いとすぐに浮いてきてしまうし、
深植えすると成長が遅くなるらしいです。
そのへんは感覚で、なんとなく植えてます。
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こんな感じ。



ロープの印全てに植えたら、
全員一斉に下がってロープをずらし、
自分の足跡を手でならしてから、また植えます。

速い人も遅い人も合わせてやらないと、
ただでさえ疲れるのに、険悪になります。
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疲れた・・・。

できるだけかがんだ体勢を変えない方が楽なのですが、
かがんだまま待っているのもつらいので、
速い人は起き上がって待つことになります。
かがむ→起き上がる の繰り返しは地味に腰にきます。
待つ時間は最小限にしたいところなのです。
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それぞれが別々に植える方法もあるのですが、
それだとお互いが離れているので雑談ができません。
一人でやると、田んぼの作業はよりきつく感じます。
「雑談」は、田んぼの必須アイテムの1つです。

「サクナヒメ」のエンディングの「田植え唄」は最高!
初めて聞いたときは、
あまりの感動に涙が止まりませんでした。
田植え唄
こんな歌なら、田植えもどんどん進む気がします。



みんなでわいわいと田植えをしていると、
よく雉(きじ)が見に来ます。
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「けんけーん!」と呼ぶと、すごくおこります。
(鳴き声から、勝手にそう呼んでるだけです)



ようやく田植えが終了!
やっぱり長くなっちゃいました…。
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今回はここまで。
次回は、「草取り」についてです。



農具(のうぐ)

こんにちは。
今回は、農具についてです。
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すか田んの耕運機。


田んぼの農具は、
鍬(くわ)、鎌(かま)といった手で使うものから、
耕運機、コンバインなどの重機まで
工程の数だけあります。

現代では、
芽出しの機械(催芽機)から袋詰め(包装機)まで、
ほぼ全行程の機械があるみたいです。
(持ってないからよくわからない)

電気のなかったころの田んぼの農具は、
鎌(かま、草を刈る)
kama


鋤(すき、土を起こす)
suki


鍬(くわ、土を耕す)
kuwa


千歯こき(せんばこき、もみをわらから外す)
senbakoki

などなどでしょうか。



すか田んは素人の集まりなので、
道具はあまりありません。

田んぼの1年は、
畔(あぜ)の草刈りから始まります。
そしてひと夏ずーっと続きます。

草刈り機は持っています。
振動が地味に腰にきて、
できればやりたくない作業ナンバー1です。
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あ、田植えもできればやりたくない。
考えてみたら全部やりたくないかも…。
平日働く身としては毎週月曜日が一番しんどいです。

草刈りしてると、
のうさぎとか雉(きじ)とか出てきてびっくりします。
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草刈りが終わったら逃がします。


草刈り機、耕運機、
脱穀機、もみすり機はありますが、
田植えや稲刈りは手作業です。
その作業についてはまた別の機会に書きます。

米づくり

こんにちは。

すか田んブログでは、これまで
田んぼでのさまざまな取り組みを発信してきました。

最近、
米づくりのゲームが出たようで、
田んぼをがんばってきた身として
とっても嬉しいです。

そこで、
あらためて米づくりの手順を
振り返ってみることにしました。

そうは言っても、しょせん素人の集まりです。
あいまいだったり、まちがっていたり、
失敗したりしています。
背伸びはせず、
やってみたこと、きづいたことなどを
記録していこうと思います。

また、ゲームには詳しくないので
(まだやってもいない…戦うところが怖い…)
ゲームをする方の参考にはならないかもしれませんが、
このブログをきっかけに
田んぼに興味を持つ方が増えたら嬉しいです。

次は明日の夜、投稿する予定です。
内容は「芽出し」です。

毎日投稿、とはいきませんが、
書きたいことはたーくさんあるので、
次の米づくり(リアルのほう)が始まるまでに
がんばってたくさん書こうと思います。
どなたか見てくれますように!

「天穂(てんすい)のサクナヒメ」
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(非営利なら載せてもいい…らしいです)

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当会(よこすか田んぼ研究会、通称すか田ん)の田植え。
田んぼの主(ぬし)の「田ぢから」と、お手伝いの皆さま。

すか田んや、この記事を書いている「中の人」の自己紹介は
その気になったら書きます。

↓ぜひ!おねがいします↓
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