すか田んブログ

よこすか田んぼ研究会のブログです。 田植え体験、稲刈り体験やってます。

環境

籾(もみ)すり・精米

こんにちは!
見に来てくださり
ありがとうございます!

このブログは、
「よこすか田んぼ研究会」の
活動を紹介するブログです。

米づくりのゲーム「天穂のサクナヒメ」が
人気ということで、
活動のない冬の間は、
ゲームに出てくる手順にそって
これまでの活動を振り返っています。

今回は、いよいよシリーズ最終回!
「籾(もみ)すり・精米」についてです。

「天穂のサクナヒメ」の籾すり・精米。
もみすり
たいへんそう。足でやるやつもたいへんそう。

すか田んの籾すり・精米。
DAPQE8938
これは籾すり体験。




ぜひ!お願いします!




「籾すり(もみすり)」とは、
「籾から籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にすること」です。

「精米(せいまい)」とは、
「穀物(こくもつ)をついて表皮をとり白くすること」です。
玄米を削って、まわりの茶色い「ぬか」を取ります。

正しくは「精白(せいはく)」というそう
です。

ちょっとややこしいですが、かんたんに言うと、
  もみすり = もみがらをむく
  せいまい = ぬかをとる

ってかんじです。

籾がら。
もみがら
畑にまいたりします。

ぬか。
ぬか
ぬか床でおなじみです。


さて、すか田んの籾すりですが、
体験では、すり鉢と野球ボールを使います。

IMG_0771
籾をつぶすようにこすると…

籾がらが割れて、玄米が出てきます。

IMG_0773
籾がらを取り除いたところです。

体験会の参加者さんには楽しいようで、
はまってずーっとやっている方もいます。



でも手作業だと、稲穂1本で5~10分かかります。
いっぺんにたくさんはできません。
 ごはん1杯=稲1株  なので、
稲穂20~30本として、
  2時間くらいで玄米ごはん1杯
ができる計算になりますね。

機械がなかったころは
どうしてたんだろう…。



精米体験は、やっていません。
かんたんな道具で、となると
とほうもなく時間がかかるので。



じゃん!も~み~す~り~せ~い~ま~い~き~!
IMG_2805
いいのか、こんなに機械を買ってしまって。

上のじょうご型の部分に籾を入れます。
右の穴から籾が落ちていき、左の穴から上がってきて
循環しながら籾がらとぬかが
少しずつ取れていく仕組みです。
IMG_2806

下のコックを開けると、米がざらざらと出てきます。
IMG_2809
籾がらがけっこう残ってたりします。

こちらからは籾がらとぬかが出てきます。

IMG_2808
「籾がら」と「ぬか」は別のものですが、
この機械では一緒にまざって出てきます。

サクナヒメの籾すりも、精米を兼ねています。
もみすり
こんなん、手でやる作業じゃないわ。
ゲーム内ではさらっと終わるけど、
機械がなければ冬の間ずっとやるか、
食べるたびにやることになりそう。

「田右衛門、せめてこれくらいやれ」
とか言われて、全てこなごなにしてしまい、
「やっぱり頼まなければよかった」
となるんだろうな。



むか~しむかし、
稲作が始まったばかりのころは、
からはむかずに食べていたんじゃないかと思います。
道具なしでむくのは大変な作業だからです。



道具ができて、からがむけるようになったら、
  「むいたコメうま!」
と玄米がおいしいと感じていたことでしょう。

「まわりのぬかを削って中だけ食べたい」、
と言い出した人が出てきたときは、
  
もったいないしそんなことむり」
という反応が多かったのではないでしょうか。
強行した人、えらすぎです。



今回はここまで。
最後までおつきあいくださり
ありがとうございます。

このシリーズは一旦おしまいです。
次からはリアルの田んぼをお伝えします。
よかったらまた見に来てくださいね!



田んぼの生き物

こんにちは。
今回は、
米づくりからちょっと離れて、
「田んぼの生き物」についてです。
IMG_2560
「蛙を捕まえ、田に放した」
田植え前にカエルを入れても、
えさとなる生き物がまだ少ないから
すぐに出て行ってしまうと思います…。

IMG_5141
すか田んのカエル。




ぜひ!おねがいします!



田んぼには、
たくさんの生き物がいます。
と言うより、
「生き物のいるところに田んぼを作った」
と言った方が正しいかもしれません。

それぞれが、生きるためにそこにいます。
人にとっての益とか害とか、
そんなことはおかまいなしです。

どの生き物も、
これは益虫(鳥・獣)、これは害虫、と
はっきりと分けられるものではないです。

害があるから全滅させる、
益があるから増やす、
そんなことをしたら、
他の弊害が出てきます。

なんでも「ほどほど」がいいってことです。



ちなみに今回の写真は、
全てすか田んで撮ったものです。
(一番目のサクナヒメの写真以外)

専門家ではないので、
ここでの生き物の名前は総称です。
カタカナなのは、正式名称ではなく
単に見やすいからです。



まずは蛙(かえる)。ゲームにも出てきますね。
UTRE5596
たぶんシュレーゲルアオガエルです。
すか田んには、たくさんいます。

サクナヒメに敵として出てくるヒキガエルは、
すか田んでは見かけません。

アオガエルは、
早春に土の中に卵塊を生みます。
IMG_0478
毎年耕運機で掘り返してしまうので、
一旦回収し、水を入れてからオタマを逃がします。
(本当はよくないのですが)



田螺(たにし)ではなく、巻き貝。
P7280252
水中なので見えにくくてごめんなさい。
調べてみたところ、サカマキガイというらしいです。

タニシも田んぼにたくさんいますが、
写真が見つかりませんでした。

タニシは藻などを食べる益虫とされていますが、
藻のついでに稲もかじってしまう種類もいます。



螻蛄(けら・おけら)。ゲームには出てこない?
IMG_6585
「オケラだ~って」の歌に出てくる、
あのオケラです。

田んぼといえばオケラ、と言えるほど
田んぼにはたくさんいます。
手がモグラみたいになっていて、
耕すとあわてて泥にもぐる姿がけっこうかわいいです。

全身につやつやとした毛が生えていて、
泥の中にいるのに全く汚れていません。
成虫は飛べるとか?
なんだかにくめない虫です。



ヤゴ。トンボの幼虫です。
P9010307
これはたぶんギンヤンマのヤゴ。
2019年はギンヤンマが大発生し、
田んぼに行くたびにたくさん見かけて
嬉しくなりました。

網に引っかかってしまいました。
P9290038
田んぼは人のためのものなので、
生き物が住みやすいばかりではないです。

手乗りヤンマ?
IMG_E7882
まったく知らない方が、
ヤゴを指に乗せて田んぼを通りかかりました。
こちらは作業中でしたが、
一同「ええー?なんで逃げないの?」と驚きました。



蛇(へび)。たぶんアオダイショウ。小動物を食べます。
P6020080
すか田んのメンバーの子どもたちは、
平気でヘビをつかまえます。
もちろんすぐに逃がします。



キアゲハの幼虫。通称「トム」(意味はない)。
P9080315
セリなどの葉を食べるので、
よくあぜの近くにいます。



たぶんトノサマバッタ。
CMFBE6531
NHKの「昆虫すごいぜ」でもやってましたが、
1回の飛行距離がとてつもなく長いので、
なかなか捕まえられません。
子どもたちのあこがれのバッタです。



ショウリョウバッタ。稲の葉を食べます。
P8120065
大物なわりにたくさんいるし、
比較的簡単につかまるので、
子どもたちに人気のバッタです。



カメムシ。
稲の茎や稲穂から汁を吸います。
P8120039



マルコガネ。これも
汁を吸います。
P7140183



カマキリ。この子はまだ子どもですね。
P8050047
バッタなどの虫を食べます。



川にはモクズガニ。
IMG_4546



ウナギ。三面コンクリートの川を、海から遡上してきます。
IMG_8622



川にはスジエビ。
DSC_0497 (3)
簡易ダムを外すと大量に出てくるので、
仕方なく一旦回収します。
この子たちはすぐに死んでしまうので、
急いで川に戻します。



やってくる鳥たち。
まずは何と言ってもスズメ。すごい数。
PA211993



鴨(かも)のつがい。内見中です。
IMG_2982
「日当たりはいいんだけどね」「ちょっと狭いかも」なんて。



燕(つばめ)。巣作りのための泥を取りに来ます。
IMG_2964
田畑が減った街中では泥が見つからないので、
巣作りは大変なことでしょう。



雉(きじ)。以前の記事で触れましたね。
DSC0E3068

キジの卵。多産です。
IMG_4455
周りを草刈りしていると発見します。
遠くに避難した親がめっちゃ鳴くので、
「草刈り終わったよー!」と叫んで、
そのままにしておきます。



ノウサギの子ども。サクナヒメでは鬼として出てきますね。
DSC_1471
米を食べるようです。かわいいけどね。



以上、たくさん紹介しましたが、
実際にはもっといるうちのほんの一部です。

今回はここまで。
次回は「わら飾り」についてです。



  • ライブドアブログ