すか田んブログ

よこすか田んぼ研究会のブログです。 田植え体験、稲刈り体験やってます。

体験

20220529田植え体験会②を実施しました

5月29日に、2回目の田植え体験会を行いました。

この日は夏日!5月なのに暑い!
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公募のビジターさんが12名、

会員さんとお子さんが10名の計約20名で、

田植え体験会を行いました。

ご参加くださった皆さま、

ありがとうございました。



見に来てくれてありがとうございます。

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まずは籾(もみ、稲の種のこと)と苗の観察から。
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次はお待ちかねの泥遊びです。
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「あーきもちいい~」



泥相撲。(泥仕合とも言う)
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倒される前に、すでに泥だらけですが…。



「泥ドッジ」が始まりました。
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今回は大人が多いのに、すごい白熱ぶり!
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あっちこっちから飛んできます。



泥フラッグ。
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そして、田んぼにダイブ!全員大人!
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顔面まで、全身泥まみれ…。



さて、今回も泥遊びが盛り上がっておりますが、

田植えもやらないと。

(いや、そもそも田植えが目的のはず…。)



ロープに沿って、1列に並びます。
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ロープの印のところに、稲を3本ずつ植えます。
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唄に合わせて、みんなで一斉に植えます。



ここは、会員専用の田んぼです。ここだけもち米です。
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田植えはこれで、全て終わりました。

ご参加くださった皆さま、

ありがとうございました!




今回はここまで。

最後まで見てくれてありがとうございます。


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20220409すか田ん始動!

今年度の活動を始めました。
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桜ふぶき。



見てくれてありがとうございます!

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この日は、

会員さん7人と、お子さん7人が

来てくれました。



今年も耕運機は人気です。
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皆さん口を揃えて「楽しい~」とおっしゃる。

順番待ちをしてでも、やりたいのだそう。
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子ども達まで、やりたがる。
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実は「大変なお手伝い」なんですけどね。

大人が楽しそうにしていると、

子どもも「楽しそう」って感じるんですね。



こちらは、泥を集めて畦を高くしています。
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こちらもやってみたい子が。
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上の写真のお兄さんより、かっこいいよ!



水たまりには、カエルが。
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どじょうもいました。
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これは、コオイムシ。
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用水路の掃除もしました。
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泥の中には、魚やえびや水生昆虫が。



さて、

作業を終えて自宅に戻り、籾の選別をしました。
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塩水に浸けて、浮いたものは取り除きます。



消毒をして、水に浸けます。
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積算水温100度になるまで、

毎日水を換えながら浸けていきます。



今回はここまで。

最後まで見てくれてありがとうございます。

よかったら次回も、見に来てくださいね。

1009ソレイユの丘の稲刈り

10月9日、秋晴れの中、

ソレイユの丘の稲刈りを行いました。

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コスモスが満開です。

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ハロウィンのフォトスポット。

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ソレイユの丘の田んぼ。満作です!



今回も感染症対策のため、

直前まで実施できるか分からず、

実施が決定したのは1週間前でした。



待っていた方がたくさんいたらしく、

日曜日に募集を開始して、

火曜日には定員に達してしまったそう。



すか田んも体験会を中止にしたし、

今年は体験イベントが少なくて

ソレイユさんに集中したのでしょうか。



簡単な説明の後、まずは稲刈り体験です。

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お子さんも鎌を持って、大人と一緒に稲を刈ります。



慣れれば子どもだけでできます。貴重な人手です。

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↑↓すか田んの会員のお子さんです。頼もしい。
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次は脱穀と籾すり体験です。

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稲の穂をペットボトルに入れ、割り箸でしごき取ります。



籾(もみ)をすり鉢に入れ、野球ボールでこすります。

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もみ殻をやさしく吹いて飛ばします。

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玄米が出てきました。

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稲刈りは無事終了しました。

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実は、ソレイユの丘のこの田んぼは今年が最後です。

10年間お手伝いさせていただきました。



思い出がいっぱいのこの田んぼがなくなるのは寂しいですが、

たくさんの方と田植えや稲刈りができてよかったです。

田んぼへの注目度にも少しは貢献できたかな?



今後のことは全く未定ですが、

何らかの形で田んぼ体験は続けていきたいので、

よかったらこのブログやインスタ(asatai55)を

チェックしてみてくださいね。

籾(もみ)すり・精米

こんにちは!
見に来てくださり
ありがとうございます!

このブログは、
「よこすか田んぼ研究会」の
活動を紹介するブログです。

米づくりのゲーム「天穂のサクナヒメ」が
人気ということで、
活動のない冬の間は、
ゲームに出てくる手順にそって
これまでの活動を振り返っています。

今回は、いよいよシリーズ最終回!
「籾(もみ)すり・精米」についてです。

「天穂のサクナヒメ」の籾すり・精米。
もみすり
たいへんそう。足でやるやつもたいへんそう。

すか田んの籾すり・精米。
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これは籾すり体験。




ぜひ!お願いします!




「籾すり(もみすり)」とは、
「籾から籾殻(もみがら)を取り除いて玄米にすること」です。

「精米(せいまい)」とは、
「穀物(こくもつ)をついて表皮をとり白くすること」です。
玄米を削って、まわりの茶色い「ぬか」を取ります。

正しくは「精白(せいはく)」というそう
です。

ちょっとややこしいですが、かんたんに言うと、
  もみすり = もみがらをむく
  せいまい = ぬかをとる

ってかんじです。

籾がら。
もみがら
畑にまいたりします。

ぬか。
ぬか
ぬか床でおなじみです。


さて、すか田んの籾すりですが、
体験では、すり鉢と野球ボールを使います。

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籾をつぶすようにこすると…

籾がらが割れて、玄米が出てきます。

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籾がらを取り除いたところです。

体験会の参加者さんには楽しいようで、
はまってずーっとやっている方もいます。



でも手作業だと、稲穂1本で5~10分かかります。
いっぺんにたくさんはできません。
 ごはん1杯=稲1株  なので、
稲穂20~30本として、
  2時間くらいで玄米ごはん1杯
ができる計算になりますね。

機械がなかったころは
どうしてたんだろう…。



精米体験は、やっていません。
かんたんな道具で、となると
とほうもなく時間がかかるので。



じゃん!も~み~す~り~せ~い~ま~い~き~!
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いいのか、こんなに機械を買ってしまって。

上のじょうご型の部分に籾を入れます。
右の穴から籾が落ちていき、左の穴から上がってきて
循環しながら籾がらとぬかが
少しずつ取れていく仕組みです。
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下のコックを開けると、米がざらざらと出てきます。
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籾がらがけっこう残ってたりします。

こちらからは籾がらとぬかが出てきます。

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「籾がら」と「ぬか」は別のものですが、
この機械では一緒にまざって出てきます。

サクナヒメの籾すりも、精米を兼ねています。
もみすり
こんなん、手でやる作業じゃないわ。
ゲーム内ではさらっと終わるけど、
機械がなければ冬の間ずっとやるか、
食べるたびにやることになりそう。

「田右衛門、せめてこれくらいやれ」
とか言われて、全てこなごなにしてしまい、
「やっぱり頼まなければよかった」
となるんだろうな。



むか~しむかし、
稲作が始まったばかりのころは、
からはむかずに食べていたんじゃないかと思います。
道具なしでむくのは大変な作業だからです。



道具ができて、からがむけるようになったら、
  「むいたコメうま!」
と玄米がおいしいと感じていたことでしょう。

「まわりのぬかを削って中だけ食べたい」、
と言い出した人が出てきたときは、
  
もったいないしそんなことむり」
という反応が多かったのではないでしょうか。
強行した人、えらすぎです。



今回はここまで。
最後までおつきあいくださり
ありがとうございます。

このシリーズは一旦おしまいです。
次からはリアルの田んぼをお伝えします。
よかったらまた見に来てくださいね!



脱穀(だっこく)

こんにちは。
見に来てくださりありがとうございます。

このブログは、
「よこすか田んぼ研究会」
の活動を紹介するブログです。


米づくりのゲーム「天穂のサクナヒメ」が
人気ということで、
最近はゲームに出てくる手順に沿って
これまでの活動を振り返っています。


今回は、「脱穀」についてです。

ゲームの脱穀。
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これは…あつかいが難しそう。

すか田んの脱穀その1。
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初めての方向けの「脱穀体験」。

すか田んの脱穀その2。
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脱穀機!



ぜひ!お願いします!




「脱穀(だっこく)」とは、
「収穫した穀類を茎から外すこと」です。
稲穂の「穂=籾(もみ)」を、
何らかの方法でばらばらっととる作業です。

1つぶ1つぶ手で取ってられないので、
昔からさまざまな道具が作られてきました。



「天穂のサクナヒメ」では、
このひと冬(リアルなほう)で
10年分(バーチャルのほう)くらい
米を作りました。

その間に、脱穀の道具は
はさむタイプのものから
「千歯(せんば)こき」に進化しました。

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ざるにほとんど入ってない…。



さらに「足踏み式」まで出てくるとか。
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この時代にしてはかなりハイテク。

すか田んは回転式を持っていませんが、
知り合いの農家さんにやらせてもらったことがあります。
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めちゃくちゃ飛び散るし、
ちょっとしたこつがいるし、
(タイミングが合わないと逆回転になる)
回転するドラムの突起がけっこう危ないです。

でも、すごく便利です。
登場した時は、さぞかし
 「ナニコレすげー便利!考えた人天才か!」
ってなったでしょうね。

今でも中古がたくさん出回っているので、
日本中で使われていたことが分かります。



さて、
すか田んぼの脱穀ですが、
「手作業」と「機械」の
2種類でおこなっています。

手作業は、稲刈り体験のビジターさん向けです。

ペットボトルに穂を差し込んで…
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割りばしで押さえてひっぱる!
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脱穀体験の様子は、
以前の「稲刈り体験」の記事に載っています。
よかったら、チェックしてみてください。



そして、大量の稲のほとんどは機械で脱穀します。
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じゃじゃん!脱穀機です!!
農家でもないのに、たぢからが買いました!


田植えも草取りも稲刈りも手作業ですが、
耕運と脱穀、精米は機械がないと
とてもじゃないが追いつきません。

田んぼをやるには、
重機の問題は避けられないです。



稲束(いなたば)を広げて機械にはさみます。
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ローラーで中へ送られていき…
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穂が外され…
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反対側から出てきます。
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手元側に取り付けた袋には、籾(もみ)が入ります。
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実はこの機械、
中に「回転ドラム」が入っています。
回転式はそれだけ画期的なんですね。



現代の農家さんは、
さらに最新の「コンバイン」で稲刈りと脱穀をします。



もみのなくなったわら。しばって立てておきます。

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わら布団です。
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ちなみに・・・
ゲームでは作業を途中でやめさせてくれないため

もたもたしているとゲーム内で夜になってしまいますが、
リアル田んぼでもよくあります。

明日は雨、とか
あと少しで終わる、とか
次に来るのは1週間後、とか、
 「どうしても今日中に終えなくては!」
という時は、こうなります。
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車のヘッドライトで照らされる脱穀作業。
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田んぼは基本的に周りも田畑で明かりがないので、
あたり一面真っ暗闇の中ここだけ明るいと、
遠くからは
   火の玉か妖怪 
に見えると思います。



今回はここまで。
最後までおつきあいくださり
ありがとうございます。

このブログの記事は
毎週金曜日の18時UPを
目標にしているのですが、
先週の金曜日はさぼってしまいました。

リアルの田んぼが始まりそうで、
焦っております。

毎年応募が殺到する
「田植え体験」
「稲刈り体験」ですが、
2020年はコロナの影響で
実施できませんでした。

でも今年2021年は再開したいです。
1回の人数を10名程度にして、
数回に分けて受けようかと模索しています。
決まり次第、
このブログでお知らせします。

「ソレイユの丘」での田んぼ体験も
実施する予定です。
そちらは
「ソレイユの丘」のホームページを
チェックしてください。



次回は、「籾すりと精米」についてです。
田んぼの作業編、ようやく最終回!

よかったらまた見に来てくださいね!



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